パナメーラのインテリアは、コンフォート機能が充実しているうえに、最高の品質基準を満たすべく、高品質な素材が使用されています。同時に、そのコックピットは人間工学に基づいたドライバー志向のデザインに仕上がっていて、生粋のスポーツカーであることを感じさせます。こうした特徴をアシストするため、シートには3種類の仕様が用意されています。フロントに標準装備される 8-wayのコンフォートシートも、運転席と助手席の乗員がそれぞれの好みに合わせて最適に調整することができます。オプションで装備可能な14-wayのコンフォートシートでは、設定のバリエーションがさらに増えるため、快適性がいっそう高まります。18-wayのアダプティブスポーツシートは、サイドボルスターを高くした、よりスポーティなルックスに仕上がっていて、スポーツ走行をする際に横方向に対しての完璧なサポートを提供します。14-wayフロントコンフォートシートと8-wayリアコンフォートシートでは、マッサージ機能も装備できます。
オプションのパノラミックルーフシステムを装備すると、車内が特に広く感じられます。オプションのイオナイザーは、周囲の空気に含まれる有害な粒子や細菌を減少させるため、空気の質が向上します。アンビエントライトは間接照明でインテリアを照らすことから、夜間を中心に、エレガントな雰囲気を車内に漂わせます。
BOSE®およびBurmester®のサウンドシステムが選べるうえに、Hi-Fiスピーカーシステムが標準装備されます。これらはオーディオマニアを納得させるハイクラスのサウンド体験をもたらします。サブウーファーを含む14個のスピーカー、14のアンプチャンネル、総出力710ワットを特徴とするオプションのBOSE® サラウンドサウンドシステム(パナメーラターボSには標準装備)は、4席すべての乗員に対し、きわめてバランスの良い正確なサウンドを提供します。BOSE® SoundTrueエンハンスメントテクノロジーは圧縮音源に対処する技術であり、高周波数域の失われた信号について、その大部分を復元します。これによって、よりクリアで立体的なサウンドが生み出されます。
Burmester® 3Dハイエンドサラウンドサウンドシステムは、2-wayセンターシステムと400ワットのサブウーファーを含む21個のスピーカーを備えていて、 総出力は1,455ワットです。Sound Enhancer®が数々のデジタル音源についてその音質を改善します。インターネットからストリーミングしたMP3など、データサイズを小さくした圧縮音源を復元することができます。このSound Enhancer®は帯域幅とダイナミクスの制限をなくし、サウンド体験を大幅に向上させます。特に、高周波数域やダイナミック応答においては、アルゴリズムが音声出力の質を大きく改善させます。Aピラー内に追加された2つのスピーカーが、他に類のないサウンド再生を約束します。
ニューパナメーラでは、USBポートがtype Aからtype Cに変更されました。この新しいUSBポートは標準装備となっていて、出力15ワットまでの互換デバイスの充電に使用できます。
エグゼクティブモデルのエクスクルーシブな装備
リアの大型センターコンソールが、パナメーラエグゼクティブの各モデルにオプションで用意されています。追加の収納スペースのほか、受信を最適化するスマートフォン用トレー、USB充電インターフェース(2つ)、USBメディアインターフェース(1つ)、12ボルトと230ボルトのソケットが備わっています。このほか、大型センターコンソールと組み合わせる、リア用の折り畳み式テーブルが用意されています。