タイカンスポーツツーリスモによって、このモデルシリーズのボディバリエーションは全部で3種類になりました。タイカンクロスツーリスモと同様に、この新しい派生モデルは日常利便性を確保しつつ、タイカンスポーツセダンの「オンロード」パフォーマンスも諦めたくないという人を対象にしています。タイカンスポーツツーリスモシリーズの最初のメンバーとして、まずGTSが発売されます。
タイカンスポーツツーリスモは、リアに向かって下降するルーフラインのスポーティなシルエットと機能的フォーマットをタイカンクロスツ-リスモと共有しています。リアのヘッドルームもタイカンスポーツツーリスモのサイズより45ミリ以上大きく、大型テールゲートの下には1,200リッターを上回る容量のラゲッジコンパートメントがあります。しかし、タイカンスポーツツーリスモでは、オフロードデザインエレメントが省略されました。
スポーツツーリスモは、特殊なリアキャリアを使って最大3台の自転車を運搬できます。このキャリアの操作は簡単で、コンパクトに折りたたむことができます。自転車を積んだ状態でもテールゲートの開閉が可能です。さらに、タイカンの3種類すべてのボディバージョンのために、ポルシェテクイップメントはルーフボックスも提供します。その中には、高速走行用に実証試験されたパフォーマンスモデルも含まれています。