AC充電: 交流電流を使った充電。電気自動車は電気を直流電流(DC)でバッテリーに蓄えます。したがって、交流電流を直流電流に変換する必要があります。これは、車載充電器で行います。
Combined Charging System(CCS、コンバインドチャージングシステム): CCSプラグを使って、ACおよびDC充電を行うことができます。普通充電用の交流電流(AC)は、上部の丸い部分を流れ、急速充電用の直流電流(DC)は下部の2つの接点で供給されます。ポルシェでは、欧州ではCCS2、米国ではCCS1を使用します。日本と中国では、現地規格(CHAdeMO、IGBT)に対応しています。
DC充電: 直流電流(DC)を使った充電。この場合、電流を変換することなく直接バッテリーを充電します。整流器はチャージングステーション側に搭載されています。
ホームチェック: 電気技術者が家庭での充電が可能か検査し、設置の見積リを作成します(契約義務はありません)。ポルシェは、The Mobility House社と協力してホームチェックを提供します。
モード3充電ケーブル: 電気自動車と公共チャージングステーションまたは充電ボックスを接続するケーブルです。このケーブルを使用すると、家庭用コンセント(Schukoタイプ/タイプF)でモード2充電ケーブルより高速で充電できます。
プラグ&チャージ: タイカンのドライバーが充電ケーブルを接続するだけで充電が開始されます。認証データが車両に保存されるため、 充電ステーションは接続車両を自動的に識別します。ISO規格15118が、インフラと車両間の通信の不正防止を保証します。支払いも自動的に処理されます。プラグ&チャージは、ドイツ、ノルウェー、デンマーク、スウェーデン、フィンランド、イタリア、チェコ共和国のIonity充電ステーションですでに稼働しています。2021年の初めには、さらにヨーロッパの12ヵ国が続きます。米国とカナダでも、2021年の初めに、Electrify AmericaとElectrify Canadaの多数の充電ポイントでプラグ&チャージの利用が可能になります。
ポルシェ充電事前チェック: 家庭での充電オプションを簡易診断する初のオンラインサービス。お客様には個人の事前チェックIDが発行されます。これをポルシェ センターまたは電気事業者が共有し、ホームチェックを実施するなどの方法によって、より具体的なアドバイスを提供します。
ポルシェ ホームエネルギーマネージャー: このインテリジェントなエネルギー管理システムは、出力、時間および費用の点で、家庭での充電を最適化します。
ポルシェ モバイルチャージャー プラス/ポルシェ モバイルチャージャー コネクト: 家庭用または商用コンセントを使用して充電するための充電器。電力定格9.6または11 kW(ポルシェ モバイルチャージャー プラス)、7.2または22 kW(ポルシェ モバイルチャージャー コネクト)で充電できます。ポルシェ モバイルチャージャー コネクトは、Wi-Fi経由で操作できるよう設定でき、5インチのタッチディスプレイが搭載されています。両方のユニットにケーブルが付属します。また、設置用にベーシックバージョンのウォールホルダーも同梱されています。