クーペボディを採用したカイエンターボGTのルーフラインは後方に向かって急降下します。ポルシェデザインのDNAを受け継ぐ紛れもないスポーツカーの特徴である細長いシルエット、パワフルなエアインテーク、高度なエアロダイナミクス、ワイドなトレッド、そして独特の仕上げを備えます。多くの変更がスポーティーなフラグシップモデルと他のカイエンモデルを区別します。
フロントエンドはカイエンターボGTのパフォーマンス志向を強調します。フロントエプロンは主にエクステリアカラーで塗装されており、エアインテークグリルなどのディテールはマットブラックで塗装されています。大型のサイドクーリングエアインテークがツインターボエンジンに必要な空気の供給を保証します。目立つスポイラーリップはフロントアクスルの空力ダウンフォースを確保し、フロントエプロンを路面に近づけます。カイエンターボGTには、ポルシェダイナミックライトシステム(PDLS)を組み込んだティンテッドLEDヘッドライトが標準装備されます。ポルシェダイナミックライトシステムプラス(PDLS Plus)を含むLEDマトリックスヘッドライトがオプションに用意されています。
カイエンターボGTは、路面を這うように走るように設計されており、カイエンターボクーペに比べて17mm、カイエンGTSクーペに比べて7mm車高が低く設定されています。サイドビューでは、ネオジムで塗装された22インチホイール、マットブラックのサイドシルとホイールハウスエクステンションがすぐに目を引きます。流線型のカーボンルーフも標準装備されており、車の重心を下げて総重量を軽量化します。エクステリアミラーの上部ハウジングシェルもカーボン製で、下部シェルとベースはコントラストとなるグロスブラック仕上げです。
リアデザインには、カイエンターボGTのパフォーマンスセットアップも反映されています。ターボクーペに比べて25mmから50mm拡大されたスポイラーリップを備えたアダプティブ展開式リアスポイラーは、リアアクスルに最大40kgのダウンフォースを加えます。ブラックのルーフスポイラーは、カーボン製サイドプレートで仕上げられています。リアリッドの“turbo GT”モデルロゴはマットブラック仕上げです。4つの目立つリブを備えたカーボン製リアディフューザーには、スポーツエグゾーストシステムの2つのチタン製センターテールパイプが組み込まれています。初めて高温にさらされるとき、エキゾーストシステムのチタンパイプの内側は青く光ります。
エクステリアカラーの豊富な選択肢
カイエンターボGTのために新しいスペシャルカラーのアークティックグレーが導入されています。さらに、ターボGTとカイエン製品ライン全体の各カラーオプションによって、エクステリアをカスタマイズするためのさまざまな可能性を提供します。すでに認定されているカラーとヒストリックポルシェのカラーを含むPorsche Exclusive Manufakturが提供する50色以上のカラーから、好みに合わせて選択することができます。